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業界を斬る!コラム(2)
失敗のマネージメント1・考え方の問題 2001年10月1日
 
≪失敗者のタイプ≫

 英会話スクールの経営者が経営者として間違った考えをしているタイプに2通りの人がいる。

 1つは経営というマネージメントとマーケティングを重視するよりも、サービスとレッスンを重要視するタイプだ。このタイプは教育や、教務に対して非常にいい考えを持っている。もう一歩進んで、講師や社員といいコミュニケーションを取ることのできる人間味のある人も多い。しかし、会社経営(スクール運営)の基盤は売上と利益だ。これは別に英会話スクールに限ったことではなく、どういう職種のどこの会社でも同じことが言える。このあたりから目を背けたい、見たくないと言う方や、そんなものは重要ではないと明言する経営者も多い。

 2つ目のタイプは、元々英会話スクールで働いていた(マネージメントに携わっていた)経験があり、それまで勤めていたスクールの手法に疑問をもち、退職をして新たにスクールを立ち上げたケースだ。既存企業への反抗心や疑問は立派だが、実際のマネージメントは結局以前属していた組織の手法に毛が生えたもので、当然規模の違いから以前のスクールのような実績をあげることができない。


≪最低限のポイント≫

 英会話スクール運営の最低限のポイントは「集客」だ。もっと平たい言葉で言えば、その月に食べることのできるお金を稼ぐことではなく、次にやりたいことにつながる利益を上げることができるかどうかにかかっている。
 このためにはただ単に「良質なサービス」とか、「国から80%の給付金が戻ります」などをキャッチフレーズにするなどと寝ぼけたことを言ってはいけない。実際のサービスなりをいかに良く知ってもらうかの工夫が必要だ。
 しかしもっと重要なのは、いかに知ってもらうかよりも、より多く、より広く知ってもらうということだ。

 なぜなら、スクールが出すサービスを1%の人が受けたいと思うようなものと仮定すると、サービスを向上してもせいぜい2,3倍が限度で、100名の人に知ってもらうとすれば、現状1名の入会が2,3名にしかアップしないことになる。
 だが、今まで月に100人の人にしか知ってもらえなかった事実を、1万人の人に知ってもらうマーケティングスキルを身につけると数字上は1%で100人の支持を得ることができる。

 最低限必要なことは、経営者の意識改革が必要であることが多いのが現実だ。


≪ではどうすればいいのか≫

 内容はよくわかった。しかし時間もないし、マーケティングの専門家に費やすお金もない。そもそも自分でそこまでできる時間がない、と言う経営者は多いだろう。
 最も手っ取り早いのは専門家に依頼することだ。かなり高額のコストはかかるものの、成果が利益という形で確実に増えるなら、結局はプラスだ。
 それでも不安ならば、忙しい時間を削ってマーケティングと会計の勉強を行うか、それは時間がないと言うなら、信頼できるスタッフに今必要としていることを学ばせるべきだ。
 それさえもできないと言うのなら座して死を待つか、何とかなるさと甘い幻想を抱くか、せめてファーストフローのサービスを利用してはいかがだろうか。