■7ACTスタイルは実は私たちの中で最も興味深いマーケティングスタイルだ。ITベンチャー企業に詳しい人なら知っていると思うが、ブロードバンドの発達により今までのマーケティングスタイルは通用しないと言われはじめている。専門的な話は細かくはしないが、突き詰めれば「one
to oneマーケティング」と「サプライチェーンマネージメント」に相当する。
確かにプライベートはそれ自体がone to one マーケティング(個人のニーズに合わせて商品やサービスを提供するマーケティング)だが、自宅学習というサービスにまで手を出すのは異例だ。なぜなら、通常自宅学習は体系化できるものではなく、個人のニーズが優先されるものであり、一般のスクールの営業員では荷が重い。しかも経営上は売上に直結しないので、メリットがないと考えられていた。
【追記】 2003年2月の時点で、この業態のスクールたるや、たけのこの如しである。非常に隆盛だ。新規参入が多い分、また市場が成熟期を迎えている分、価格競争が激化している。私たちが注目する7ACTは、この時期にやはり効果的な手法を打ち出してきている。それは価格戦略に現れている。「VIPサービス」がそれだ。市場参入が多いこの時期にあえて高額な商品を打ち出し、新たな市場を作ろうとしている。もっともこれが成功するかどうかは7ACTが顧客とのOne
to Oneの関係をきっちり築ければという条件付だ。また、従来の商品との同時販売をするリスクもあるだろう。商品のイメージやターゲットが違うものを同じ組織の中でどのように販売していくのか。並のマネジメント力では成功はむずかしい。